2021-06-08 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
○打越さく良君 やっぱりこの問題看過できないのは、二〇一八年末から問題となっていた毎月勤労統計調査の不正に端を発する統計偽装、賃金偽装問題と構図を同じくしているとしか思えないんですよね。当時、毎勤調査はアベノミクスの経済指標をかさ上げするためなんじゃないかと厳しく批判されました。今回も短時間労働者の平均時給が大幅に上がる内容変更です。
○打越さく良君 やっぱりこの問題看過できないのは、二〇一八年末から問題となっていた毎月勤労統計調査の不正に端を発する統計偽装、賃金偽装問題と構図を同じくしているとしか思えないんですよね。当時、毎勤調査はアベノミクスの経済指標をかさ上げするためなんじゃないかと厳しく批判されました。今回も短時間労働者の平均時給が大幅に上がる内容変更です。
去年、ちょうど一年前、大臣、この部屋に来て、統計偽装で大問題になっているとき、統計偽装の質問をした後に、国会改革について述べたんですね。
今日は、この毎月勤労統計、これ影響度が一番大きかったという結果ですけれども、これ以外にも、最近、統計偽装ではないかとネット等で騒がれているケースがございますので、少し質問したいと思います。皆さんもよく御存じのエンゲル係数でございます。
こういう数字を、しかもその総理の答弁に符合するような数字を答弁の後に出してくると、こういうふうなことをするから、例えば統計偽装じゃないかとかエンゲル係数偽装じゃないかと、こういうふうなことが言われるわけでしょう。こういうことでいいんですか。ただの試算という、そういうふうな片付けでいいんですか。そういうものをこういうふうなホームページ、公式ホームページに載せていいんですか、どうですか、政府として。
本題の統計偽装に移りますが、十三ページの記事にもありますように、見るも無残ですね、この統計。つまり、官邸が口出しして昨年一月から統計指標を変えたために、この十三ページのグラフで見てもらうように、昨年は上振れして、ことしは下振れして、もうエコノミストの方々も、去年とことしの賃金統計は当てにならない、そう言われてしまっていますよ。本当にこれは恥ずかしい限りであります。
本題の統計偽装、アベノミクス偽装の質問の前に、ちょっともう一つ、関連して、今、地方創生委員会ですか、地方分権一括法の中で児童福祉法の改正、学童保育の規制緩和というのが審議されておりまして、これは地方創生委員会で審議されていますけれども、児童福祉法の改正ですから、非常に私の地元でも、ただでさえ職員、児童相談員の方の数が少なくて、もっとふやして、余裕を持って子供たちに対応したいと。
弊害を認識しながら漫然と続ける姿勢は、厚生労働省における統計偽装、隠蔽体質とつながる愚行であり、大臣の決断を求めるものであります。 反対理由の第四は、自動車保有税の恒久的な引下げと環境性能割の一%減税は、業界団体の要望に応え、消費税増税による駆け込み需要と反動減への対策を行うものです。
また、森友学園、加計学園、統計偽装に端的に表れているように、うそが支配する政治を変えなければなりません。うその上に政治はつくれません。 国民の生活と民主主義を救うため、安倍政権の一日も早い退陣を強く求め、私の反対討論を終わります。(拍手)
まさにこれは統計偽装そのものの象徴たるものなんですよ、この報告書は。 ですから、報告書をつくった構成員が問題というのは、指摘されて、まさにそのとおりだと思うんですけれども、報告書自身が定義を変えていってしまっている、こんなことをしていたら会話は成り立たないですよ。
だから、統計偽装じゃない、推計偽装などとやゆされてしまうということであります。 とにかく、実績よりも予想の方が小さいというのは国民所得を過大に見積もっているから。これこそ国民を欺く数値を政府が決定、公表しているということになりますが、いかがですか。
先ほども申し上げましたが、統計偽装を通じて、アベノミクスの失敗は国民の誰もが知る明々白々な事実であり、消費税率引上げを行う景気、経済環境には全くなっていません。政府自身、今もデフレ脱却宣言を発することができず、政府が公表を渋る実質賃金は野党試算ではマイナスです。
予算審議に重要であると閣僚さえ認めた昨年の実質賃金伸び率さえいまだ明らかにしないまま、また、統計偽装の解明に注力してきたため、予算の中身の議論がまだまだ必要な中、委員長職権に基づく採決にも、当然、断固反対をいたします。 改ざん、偽装、隠蔽。到底政権を表現するとは思えないこのような言葉が、安倍政権の枕言葉として用いられています。
与野党を超えて、この統計偽装、アベノミクス偽装ということについて解消をせねば、歴史的に大変な責めを今の国会議員そして政府は負うことになるんではないかと感じました。 特に、明石先生の三ページ目の配付資料ですね。公表値における前年比の伸び率ですね、これは非常にショッキングであります。つまり、過去五年間のトータルの伸びよりも、昨年一年で大幅に伸びている。しかし、実際、これは残念ながら虚偽である。
今回も、この賃金統計、偽装したということになれば、日本という国は賃金統計を偽装する、そんな国だと見られたら、永遠に国際的な信用を失うと私は危惧しております。だから、私は、この問題は非常に大きいと思っているんですね。
最後に、先生、実は、この統計偽装、アベノミクス偽装とは直接関係ないんですが、金融緩和に関して、異次元の金融緩和に対しても大変危険視をされています。アベノミクスの総括等を含めて、この危険な金融緩和についての御所見をお聞かせいただきたいと思います。
補正予算のときからこの統計問題を審議する中で、当初は、不正統計あるいは不適切統計と言われたこの統計問題が、今や、統計偽装、偽装統計ではないかというように問題の本質が変わってまいりました。
こうした、財政規律を顧みず、不要不急の補正予算を繰り返し、さらには統計偽装であたかも経済が好調のごとく取り繕う安倍政権と私たち立憲民主党は徹底的に対峙することを申し述べまして、私の反対討論を終わります。 ありがとうございました。(拍手)
経済成長なくして財政再建なしと繰り返し、財政規律を顧みず不要不急の支出を補正に計上し、さらには、経済の実態を統計偽装で取り繕おうとしてまで政権の座に固執する安倍総理。 私たち立憲民主党は、こうした安倍政権と徹底的に対峙し、この国をいつか来た道にさせない決意を申し述べまして、私の反対討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
さらに、今回の統計偽装が、誤った景気判断、政策判断に使われたことは重大です。 昨年七月の月例経済報告は、賃金は緩やかに上昇していると判断を上向きに改めました。しかし、その判断は偽装された賃金統計を基にしたものです。偽装を正確に補正した場合、二〇一八年一年間の実質賃金はほとんど伸びておらず、マイナスになる可能性も指摘されています。